◎被告は2022年8月、ローレル近郊の民家で80代の夫婦と50代の娘2人を射殺し、自宅に火を放ったとして逮捕された。
米ネブラスカ州ローレルで一家4人を殺害したとして起訴された男が有罪評決を受けた。現地メディアが26日に報じた。
それによると、44歳のジェイソン・ジョーンズ(Jason Jones)被告は第1級殺人罪4件や第1級放火罪などで起訴され、死刑を言い渡される可能性が高いという。
被告は2022年8月、ローレル近郊の民家で80代の夫婦と50代の娘2人を射殺し、自宅に火を放ったとして逮捕された。
地元メディアによると、ローレルで殺人事件が発生したのは100年以上ぶりで、この事件は住民に衝撃を与えた。
検察は被告が4人を射殺した後、火をつけたと主張。死体が発見された翌日、警察はこの家の向かいにある被告の家を捜索し、重度の火傷を負った被告を発見した。
被告は2か月間入院し、その後、拘置所に移された。
被告は火傷の後遺症が残っていることを理由に、一度も出廷していない。
検察は被害者の体内に残されていた銃弾から被告のDNAが検出されたなどとして、死刑を求刑している。
被告の妻であるキャリー・ジョーンズ(Carrie Jones)も被告が4人を射殺し、放火したことを認識したうえで、被告を匿ったなどとして起訴されている。
妻の公判前整理手続は11月25日に予定されている。