米ニューヨーク銃乱射事件、3人死亡、9人負傷、ギャング間抗争か
この銃撃により、19歳、27歳、35歳の男性3人が死亡。男性6人と女性3人が被弾し、病院に搬送された。
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米ニューヨーク市ブルックリンのナイトクラブで発生した銃乱射事件について、警察は17日、現場で42個の薬莢と拳銃1丁を押収したと明らかにした。
事件はブルックリンのクラウン・ハイツ地区にある「テイスト・オブ・ザ・シティ・ラウンジ」内で17日の午前3時27分頃に発生。少なくとも4人が発砲し、現場から逃走した。
この銃撃により、19歳、27歳、35歳の男性3人が死亡。男性6人と女性3人が被弾し、病院に搬送された。
ニューヨーク市警(NYPD)の長官は記者会見で、「午前3時27分頃にこのクラブで発砲があったという通報が複数あり、署員が現場に急行した」と語った。
警察官は通報から数分で現場に到着したものの、容疑者の姿はなかった。
長官はギャング間抗争が銃撃につながった可能性があると指摘。「最大4人の銃撃犯はクラブ内で突然発砲、特定の人物を狙ったとみられる」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
容疑者はまだ逮捕されておらず、NYPDが市民に情報提供を呼びかけている。
警察は現場から9mmおよび45口径の薬莢42個を回収。付近で拳銃が1丁見つかったものの、これが銃撃に使われたものかはまだ明らかになっていない。
ニューヨーク市のアダムス(Eric Adams)市長は記者会見でギャング間抗争を念頭に、「この事件に対する報復攻撃が行われる可能性がある」と懸念を表明した。