11歳少女がピューマに噛まれ軽傷 米カリフォルニア州
ピューマは米国を含む南北アメリカ大陸に生息する大型のネコ科動物。個体数は減少傾向にあるものの、生息域が広く、約5万頭と推定されている。
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米カリフォルニア州マリブの住宅で11歳の少女がピューマに噛まれて軽傷を負った。警察が11日、明らかにした。
カリフォルニア州魚類野生生物局によると、事件は10日夜に発生。少女は自宅の敷地内にある鶏小屋の近くでピューマに背後から襲われ、腕、足、腰のあたりを噛まれた。
少女は病院に搬送され手当てを受けた。警察によると、少女の命に別条はないという。
母親と兄弟の1人が少女の叫び声を聞き、外に出ると、ピューマが少女に噛みついていた。
ピューマは少女をはなし、母親にゆっくり接近。別の兄弟がスタンガンを持って駆け付けた。
ピューマは現場から逃走。通報を受けた警察と州魚類野生生物局が住宅近くでピューマを発見し、安楽死させた。
ピューマ(クーガー、アメリカライオン)が人間を攻撃することは稀だ。魚類野生生物局のデータによると、1986年以降、人間が攻撃を受けたケースは27件確認されている。
ピューマは米国を含む南北アメリカ大陸に生息する大型のネコ科動物。個体数は減少傾向にあるものの、生息域が広く、約5万頭と推定されている。