高速道路に「ワニ」、バイクと接触、2人負傷 米フロリダ州
事故は5月31日の夕方に発生。67歳男性と25歳女性が乗ったバイクがワニと接触し、道を外れ、木にぶつかった。
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米フロリダ州オレンジシティ近郊の州間高速道路4号線で2人乗りのバイクが体長2メートルのワニと接触し、2人が病院に搬送された。警察が2日、明らかにした。
それによると、事故は5月31日の夕方に発生。67歳男性と25歳女性が乗ったバイクがワニと接触し、道を外れ、木にぶつかった。
フロリダ州高速道路パトロール隊は声明で、「2人の命に別条はなく、病院に搬送された」と述べた。
病院で手当てを受けた女性はABCニュースの取材に対し、「前方を走る友人が急ハンドルを切った後、ワニがいることに気づいた」と語った。
女性は足を骨折したものの、その日のうちに退院した。
オレンジシティはオーランドの北東約48キロに位置する。
地元メディアによると、州間高速道路4号線はフロリダ州で最も混雑する道路のひとつ。制限速度は時速60マイル(96.5 キロメートル)。
フロリダ州魚類野生生物局(FWS)が負傷したワニを捕獲するために呼び出された。ワニのケガの程度は明らかになっていない。
米国内には推定500万匹のワニが生息している。
FWCによると、1948年以降、フロリダ州でヒトがワニに襲われる事件は2024年までに487件発生し、少なくとも27人が死亡している。
今月初めにはオーランドの湖でカヌーに乗っていた女性がワニに襲われ死亡した。