◎コバヤシさんは先月ロサンゼルスで失踪した。
米ハワイ州出身のハンナ・コバヤシ氏(ABCニュース/Larie Pidgeon)

カリフォルニア州ロサンゼルスで行方不明になったハワイ州出身のハンナ・コバヤシ(Hannah Kobayashi)さんが無事保護された。警察が11日、明らかにした。

コバヤシさんは先月ロサンゼルスで失踪した。

捜査当局はコバヤシさんが見つかった場所を明らかにしていないが、以前、自発的に国境を越えてメキシコに入ったと明らかにしていた。

コバヤシさんの母親と妹は弁護士を通じての声明を発表。捜査当局からコバヤシさんが見つかったという連絡を受けたと明らかにした。

コバヤシさんは写真家として働き、仕事と親戚を訪ねるために11月8日にニューヨークに向かっていたが、ロサンゼルス国際空港に立ち寄った際、乗り継ぎ便に乗り遅れた。

コバヤシさんその夜、空港で寝ていると家族に告げ、翌日、ロサンゼルスを観光していると家族にメールを送った。

しかし、11月11日のメールを最後に連絡が取れなくなり、家族が捜索願を提出した。

警察、家族、友人、地元のボランティアがロサンゼルスでコバヤシさんを捜索。コバヤシさんの父親であるライアン・コバヤシ(Ryan Kobayashi)さんは11月24日、ロサンゼルス国際空港近くの駐車場で死亡しているのが発見された。死因は明らかにされていない。

当局によると、コバヤシさんは家族が捜索願を出した翌日の11月12日、ロサンゼルスの南東約200キロの国境検問所からメキシコに入ったという。

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