米ミネソタ州の学校で銃乱射事件、児童2人死亡、17人負傷、容疑者自殺
事件は午前8時30分前に発生。銃撃犯が建物の外から窓越しにライフルを乱射。新学期初週のミサに参加していた生徒や他の礼拝者を狙った。
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米ミネソタ州ミネアポリスのカトリック学校敷地内で銃乱射事件が発生し、8歳と10歳の児童が死亡、17人が負傷した。警察27日、明らかにした。
それによると、事件は午前8時30分前に発生。銃撃犯が建物の外から窓越しにライフルを乱射。新学期初週のミサに参加していた生徒や他の礼拝者を狙った。
ミネアポリス警察の署長は記者会見で、「学校敷地内で行われたミサが標的となり、児童2人が死亡、17人が病院に搬送された」と語った。
また署長は「亡くなった2人は当時、席に座っていた」と述べた。
負傷者のうち14人は6歳から15歳の児童、残り3人は80代の教区民だった。署長によると、17人の命の別条はないという。
銃撃犯は発砲後、自らを撃ち、自殺した。
FBI(連邦捜査局)は容疑者をロビン・ウェストマン(Robin Westman、23歳)と特定した。
現地メディアによると、容疑者はライフルを数十回発砲したとみられる。
FBIはテロもしくは憎悪犯罪(ヘイトクライム)を視野に捜査している。
ミネアポリスでは26日にも市中心部の高校近くで銃乱射事件が発生し、1人が死亡、6人が負傷していた。
この事件の容疑者もライフルを使い、発砲後、現場から逃走した。