▽アーメド・ハッサン被告は外国テロ組織への支援提供未遂容疑でミネソタ州ミネアポリスの裁判所に出廷した。
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米ルイジアナ州ニューオーリンズで発生したテロ事件に賛意を示したとされるミネソタ州在住の男がイスラム(ISIS)に参加しようとしたとして起訴された。検察当局が2月28日、明らかにした。
それによると、アーメド・ハッサン(Abdisatar Ahmed Hassan、22歳)被告は外国テロ組織への支援提供未遂容疑でミネソタ州ミネアポリスの裁判所に出廷。3月5日の審問まで保釈なしで勾留されている。
現地メディアによると、ミネソタ州の主任連邦弁護士が被告の弁護を担当する。
検察は被告が昨年12月に2回、ミネソタからアフリカ東部・ソマリアへ渡航してISISに参加しようとしたが、成功しなかったと主張している。
それによると、被告は家族に会いに行くと主張したが、そこに家族はいなかったという。
その後、連邦捜査局(FBI)の調査により、被告がソーシャルメディア上でISISへの支持を表明し、ニューオーリンズのテロ攻撃を賞賛。同じようなテロ攻撃を行いたいと示唆していたことが明らかになった。
この事件は1月1日の午前3時15分頃に発生。容疑者は新年を祝う人々をトラックで次々にはねた後、群衆に向けて発砲し、15人を殺害した。容疑者はその場で警察官に射殺された。