▽米当局が2023年に南部国境で拘束した移民は250万人に達し、その7割がベネズエラ人であった。24年の不法入国者は23年比で60%減と推定されている。
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米国南部のメキシコ国境で25年3月に検挙された移民の数が過去最低を更新した。税関・国境警備局(CBP)が1日、明らかにした。
それによると、先月メキシコから不法入国したとして拘束された移民は暫定値で7180人。過去4年間の月平均は約15万5000人である。
国境警備隊は2000年から毎月の取締り統計を公表している。過去最低の月間検挙者数は25年2月の8347人、その前は2017年4月、第1次トランプ政権発足後に記録した1万1127人である。
CBPは数日中に確定値を公表するとしている。
トランプ(Donald Trump)大統領は不法移民とフェンタニルによる「脅威」を理由に、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく国家非常事態を宣言。メキシコ国境に軍を展開し、軍用機で不法移民を送還するなど、様々な移民対策を導入している。
これには国境での亡命を全面的に禁止する命令も含まれている。
米自由人権協会(ACLU)は先月、この禁止令が合衆国憲法や国際条約に違反しているとして、トランプ政権を提訴した。
米当局が2023年に南部国境で拘束した移民は250万人に達し、その7割がベネズエラ人であった。24年の不法入国者は23年比で60%減と推定されている。