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▽両首脳はUSMCAの重要性やトランプ米政権の関税政策などについて協議した。
メキシコのシェインバウム大統領(左)とカナダのカーニー首相(Getty Images)

メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領がカナダのカーニー(Mark Carney)首相と電話会談を行い、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)について協議した。メキシコ大統領府が15日、明らかにした。

それによると、両首脳はUSMCAの重要性やトランプ米政権の関税政策などについて協議したという。

メキシコ大統領府はSNSへの投稿で、「両首脳は農業労働者プログラムの維持・強化についても話し合った」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。

トランプ(Donald Trump)大統領は3月、メキシコとカナダの輸入品に対する25%の関税を発動。中国には10%の追加関税を課した。

しかし、トランプ氏は2日後、USMCA対象の製品に関しては4月2日まで関税を免除。その後、免除期間をさらに延長した。自動車と部品、鉄鋼、アルミニウムに対する25%関税(全世界対象)は発動している。

メキシコのエブラルド(Marcelo Ebrard)経済相は今週、USMCAの見直しが予定より早く開始される見込みであると明らかにした。

USMCAは第1次トランプ政権末期の2020年に発効し、6年後の2026年に3カ国で共同レビューを行うことになっている。

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