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▽トランプ氏は26日、米国に輸入されるすべての自動車に25%の追加関税を課す布告に署名。4月2日に発効し、翌日から関税の徴収を開始するとしている。
2025年3月28日/メキシコ、首都メキシコシティ、シェインバウム大統領(左)とノーム米国土安全保障長官(ロイター通信)

メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領が28日、首都メキシコシティで米国のノーム(Kristi Noem)国土安全保障長官と会談した。

シェインバウム氏はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「ノーム国土安全保障長官と実りある協議を行った」と書いた。

またシェインバウム氏はトランプ(Donald Trump)大統領が関税戦争を仕掛ける中、「メキシコと米国は良好な関係にある」と強調した。

メキシコ大統領府は声明で、「大統領とノーム国土安全保障長官は移民と安全保障における更なる協力について話し合い、両国の主権を尊重することを強調した」と述べた。

トランプ氏は26日、米国に輸入されるすべての自動車に25%の追加関税を課す布告に署名。4月2日に発効し、翌日から関税の徴収を開始するとしている。

自動車部品への関税は5月3日までに、相互関税も4月2日に発効する予定だ。

この自動車関税はメキシコ、カナダ、そして米国の多くの企業に深刻な影響を与える可能性が高い。

北米の自動車産業はUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)による国境を越えた商品の移動から恩恵を受けてきた。一部の自動車部品は最終組み立てまでに6回以上国境を越えることがある。

日本や欧州など、多くの国が関税回避に向け、米当局と個別に協議している。

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