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▽1月31日の午後6時30分頃、ノースイースト・フィラデルフィア空港を離陸したリアジェット55が墜落、爆発が起き、複数の建物と車両が巻き込まれた。
2025年2月1日/米ペンシルベニア州フィラデルフィア、小型飛行機が墜落した現場(AP通信)

ペンシルベニア州フィラデルフィアのショッピングモール近くに小型飛行機が墜落した事故について、地元当局は1日、これまでに7人の死亡を確認し、19人が負傷したと明らかにした。

現場はフィラデルフィア北東部のルーズベルト・モール近く。1月31日の午後6時30分頃、ノースイースト・フィラデルフィア空港を離陸したリアジェット55が墜落、爆発が起き、複数の建物と車両が巻き込まれた。

フィラデルフィア市長は1日の記者会見で、「搭乗していた6人全員と地上にいたもう1人が死亡した」と語った。

スウェーデンの航路追跡サイト・フライトレーダー24によると、飛行機はミズーリ州のスプリングフィールド・ブランソン空港に向かっていた。

連邦航空局(FAA)国家運輸安全委員会(NTSB)が事故原因を調査している。

この飛行機は医療搬送用で、航空救急会社ジェットレスキューが運航していた。

搭乗していた子供はフィラデルフィアの病院で治療を受け、母親とともにミズーリ州を経由してメキシコに戻る途中であった。

現地メディアによると、負傷者の多くが近くのテンプル大学病院に搬送されたという。

フィラデルフィア市長は会見の中で、「負傷者の数を変更する可能性がある」と述べた。

フィラデルフィア消防局によると、この事故により少なくとも5件の住宅火災が発生。1日朝時点では全て鎮火したという。

同局はSNSに声明を投稿。地元住民に対し、現場周辺に近づかないよう呼びかけた。

ノースイースト・フィラデルフィア空港はこの事故を受け、一時閉鎖されたが、現在は運航を再開している。

飛行機が墜落した原因は分かっておらず、FAAとNTSBが調べている。フライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)が回収されたかどうかも分かっていない。

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