◎死因は公表されていない。
パトライト(Getty Images)

マサチューセッツ州警察が新人研修のボクシングプログラムで研修生が死亡したことを受け、同プログラムを一時停止した。同州警察が22日、明らかにした。

それによると、ボストン郊外にある警察学校の新人研修に参加していたガルシア(Enrique Delgado-Garcia)さんは今月12日、ボクシングプログラム中に意識を失い、翌日、病院で死亡したという。

ガルシアさんはヘッドギアとボクシンググローブを着用していた。医療チームは治療が必要と判断し、病院に搬送したが、意識が戻ることはなかった。

死因は公表されていない。遺族によると、ガルシアさんは歯が折れ、首を骨折していたという。

マサチューセッツ州警察の報道官は22日遅くの声明で、「州警察学校は追って通知があるまで、訓練生同士のボクシング訓練を一時停止する」と述べた。

また報道官はこの事故を受け、同州ウースター郡地方検事局の刑事課に調査を要請したと明らかにした。

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