落書きを注意した男性撃たれる、容疑者逮捕 米マサチューセッツ州

事件はボストンの西方約56キロに位置するシュルーズベリーの公園で午前8時47分頃に発生。現場近くの小学校が封鎖され、警察特殊部隊（SWAT）とマサチューセッツ州警察が対応に当たった。

米マサチューセッツ州ボストン郊外の公園で57歳の男性が射殺された。警察が28日、明らかにした。

それによると、事件はボストンの西方約56キロに位置するシュルーズベリーの公園で午前8時47分頃に発生。現場近くの小学校が封鎖され、警察特殊部隊（SWAT）とマサチューセッツ州警察が対応に当たった。

ウースター郡の地方検事は記者会見で、「3時間に及ぶ捜索の末、26歳の男が殺人容疑で逮捕された」と語った。

検事によると、男性は6歳の子供を小学校に送り届けた後、公園内の橋で容疑者が落書きをしているのを目撃したという。

シュルーズベリー警察の署長は「被害者は橋の上で落書きしている男につめより、やめるよう言った後、撃たれた」と明らかにした。

また署長は「容疑者は男性が携帯電話のカメラで落書きの様子を撮ったことに腹を立て、殺害したようだ」と述べた。

容疑者は男性を複数回撃ち、現場から逃走。目撃者が警察に通報した。

男性は病院に搬送されたものの、まもなく死亡が確認された。

警察によると、容疑者は午前11時45分頃に自首したという。