米ミシガン州教会銃撃、警備員が容疑者射殺、銃乱射事件防ぐ

事件はデトロイト市の東方約40キロに位置するウェインで午前11時頃に発生。白人の男(31歳)が日曜礼拝中に発砲し、2人の警備員が対応した。
2025年6月22日/米ミシガン州デトロイト郊外、発砲があった教会(AP通信)

ミシガン州デトロイト郊外の教会で発生した銃撃事件について、警察は22日、警備員が礼拝者を標的とする銃乱射事件を防いだと明らかにした。

事件はデトロイト市の東方約40キロに位置するウェインで午前11時頃に発生。白人の男(31歳)が日曜礼拝中に発砲し、2人の警備員が対応した。

ウェイン警察の署長は記者会見で、「日曜礼拝に出席した人々は教会の前に止まった車から戦術用ベストを着用し、ライフルを持った男が降りる所を見て、パニックになった」と語った。

それによると、男は教会に近づきながら発砲し、1人の脚を撃ったという。

署長は「教会の職員が車で男をはね飛ばし、警備員に反撃する時間を与えた」と述べた。

また署長は「男は車を数発撃った後、2人の警備員と銃撃戦を繰り広げ、射殺された」と明らかにした。

警察によると、教会は射殺された男を知らず、動機も不明。署長は容疑者が精神疾患を患っていた可能性があると述べたが、詳細は明らかにしなかった。

脚を撃たれたのは男と銃撃戦を繰り広げた警備員の1人で、病院に搬送され、命に別条はないという。

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