警察官2人死傷事故、当時18歳の被告に懲役16年 米コネチカット州

被告は検問から逃走、赤信号を2つ無視し、別の緊急通報に対応していたパトカーの助手席側に突っ込んだ。
パトライト(Getty Images)

コネチカット州の連邦裁判所は20日、警察官2人を死傷させたとして起訴された20歳の被告に対し、懲役16年の実刑判決を言い渡した。

この事件は23年9月6日に発生。当時18歳の高校3年生であったリチャード・バリントン(Richard Barrington)被告は警察の検問を無視してSUVを暴走させ、逃走の末、別の緊急通報に対応していたパトカーの助手席側に突っ込んだ。

この衝突で助手席に乗っていた34歳の男性警察官が死亡、もう1人が重傷を負った。

現地メディアによると、被告は亡くなった警察官の遺族が見守る中、事故について謝罪した。

亡くなった警察官は勤務歴8年のベテランで、父親も同じ警察署に勤務し、最近定年を迎えた。

当局によると、被告は検問から逃走、赤信号を2つ無視し、別の緊急通報に対応していたパトカーの助手席側に突っ込んだ。

被告は4月に過失致死罪、第1級暴行罪、公務執行妨害で有罪評決を受けていた。

検察は懲役40年を求刑していた。

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