肉切り包丁で警察官襲撃、35歳男射殺 米ニューヨーク市
事件はブルックリン区の第73警察署で発生。容疑者は全長35センチの肉切り包丁を持って警察署の裏口を強引に突破し、警察官に切りかかった。
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米ニューヨーク市ブルックリン区で肉切り包丁を持った男(35歳)が警察官に襲い掛かり、その場で射殺された。ニューヨーク市警(NYPD)が7日、明らかにした。
それによると、事件はブルックリン区の第73警察署で発生。容疑者は全長35センチの肉切り包丁を持って警察署の裏口を強引に突破し、警察官に切りかかったという。
NYPDは記者会見で「私たちは街頭で何度も危険な状況に直面するが、ブッチャーナイフを持った男が警察署に侵入し、切りかかってきたのは初めてだ」と語った。
容疑者に切り付けられた警察官は軽傷とみられ、病院で手当てを受けた後、退院した。
NYPDによると、容疑者は署員に切りかかった後、現場から逃走。複数の署員が追いかけ、肉切り包丁を捨てるよう命じたが応じなかったため、射殺したという。
容疑者の身元は公表されておらず、動機も不明である。
ABCニュースは警察筋の話しとして、州捜査局が容疑者の自宅に家宅捜索に入ったと伝えている。