ピンポンダッシュ少年射殺、42歳男を第1級殺人罪で起訴 米テキサス州
事件はヒューストン南東部の住宅地で8月30日の午後10時55分頃に発生。少年は背中を撃たれた後、1ブロックほど走り、力尽きた。
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米テキサス州ヒューストンで「ドアノックチャレンジ」を行った少年(11歳)が殺害された事件について、捜査当局は2日、この少年を射殺した容疑者が第1級殺人罪で起訴されたと明らかにした。
ドアノックチャレンジ(ピンポンダッシュ)は他人の家のドアをノックしたり、インターホンを鳴らして、住人が出てくる前に逃げるいたずらのこと。多くの場合、子供のいたずらとして行われるが、犯罪行為にも該当しうる迷惑行為である。
事件はヒューストン南東部の住宅地で8月30日の午後10時55分頃に発生。少年は背中を撃たれた後、1ブロックほど走り、力尽きた。
警察は少年を撃ったとして、レオン・ゴンザロ・ジュニア(Leon Gonzalo Jr.)容疑者を拘束。事情聴取を行った後、解放したが、少年が8月31日に亡くなったことを受け、殺人罪で逮捕した。
被告は第1級殺人罪で起訴され、ハリス郡の刑務所に勾留された。
現地メディアによると、被告は2日朝に出廷したという。
少年は複数人でドアノックチャレンジを行っていたとみられる。ABCニュースは目撃者などの話しを引用し、「撃たれた少年と同年代とみられる複数人が現場から走り去った」と報じた。
被告は少年がドアノックチャレンジを行った民家の所有者とみられる。
警察は被告の認否を明らかにしていない。