◎逮捕されたのは同州在住のジェフリー・マイケル・ケリー容疑者。
2024年9月25日/米アリゾナ州、ハリス副大統領の選挙事務所入り口(ABCニュース)

アリゾナ州の民主党選挙選挙事務所に銃弾を撃ち込んだとされる60歳の男が逮捕された。警察が24日、明らかにした。

それによると、逮捕されたのは同州在住のジェフリー・マイケル・ケリー(Jeffrey Michael Kelly)容疑者。3つの発砲事件を起こしたとして、銃器の不法使用、器物破損、国内テロなどの罪に問われている。

警察によると、容疑者は発砲だけでなく、民主党の選挙事務所の前にカミソリを置いたり、白い粉が入った袋を送ったとされ、脅迫や威力業務妨害などの罪でも起訴される見通しだ。

アリゾナ州テンピ警察は声明で、「白い粉を送り付けた事件では、さらに多くの告発がなされる可能性がある」と述べた。

検察によると、警察が容疑者の自宅を家宅捜索し、120丁以上の銃と約25万発の銃弾を押収したという。

警察は容疑者が「何かしらのテロを計画していた可能性がある」とみて、慎重に捜査を進めている。

容疑者は9月から10月初めにかけて3回にわたり、ハリス(Kamala Harris)副大統領の選挙事務所に向けて発砲したとされる。

いずれの事件でも負傷者は確認されていない。警察による、3つの事件はすべて深夜0時から1時の間に発生したという。

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