◎事件はウェストパームビーチのゴルフ場内で発生。ジュニア・バウチャーが65歳の男性を殺害したとして、第1級殺人罪に問われている。
米フロリダ州パームビーチ郡のゴルフクラブで65歳の男性を殺害したとして、36歳の男が逮捕された。警察が25日、明らかにした。
それによると、事件は同郡ウェストパームビーチのゴルフ場内で発生。ジュニア・バウチャー(Junior Boucher、36歳)が65歳の男性を殺害したとして、第1級殺人罪に問われている。
容疑者はゴルフクラブを振り回しながら被害者を追い掛け回し、1番ホールにある池で被害者を殺害したとされる。
地元テレビ局は目撃者の話しとして、「被害者とみられる男性が”あいつが俺を殺そうとしている”と叫びながら逃げるところを見て、警察に通報した」と報じた。
警察によると、容疑者は1番ホールの池近くで男性をゴルフクラブで殴ったという。
被害者は池の中に逃げ込んだものの、容疑者に追い付かれ、さらに数発殴られた後、池に沈められた。
警察によると、容疑者は被害者が動かなくなった後もゴルフクラブで何度か殴り、被害者の服を脱がせようとしたという。
警察官が容疑者を現行犯逮捕し、その後、被害者の遺体を確認したところ、後頭部と全身に複数の裂傷を確認した。
警察は容疑者の認否を明らかにしていない。容疑者と被害者の関係も不明である。