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▽成立すれば、幼稚園を含む学校の教室で銃器の危険性について学ぶことが義務づけられることになる。
米ユタ州の小学生(Getty Images/AFP通信)

ユタ州の議会下院は14日、子供に学校で銃器の危険性や安全な取り扱い方法を教えることを義務付ける法案を賛成多数で可決した。

成立すれば、幼稚園を含む学校の教室で銃器の危険性について学ぶことが義務づけられることになる。

共和党が支配するユタ州議会議会は賛成59対ー反対10の賛成多数でこの法案を可決し、上院に送った。

公立学校の生徒は幼稚園から高校までの間、銃に遭遇した場合の対応について教育を受けることになる。

この授業はビデオや実物の銃器を使った指導員によるもので、事故を防ぐために銃を安全に扱い、保管する方法についても説明を受ける。

小学生は6年生になるまでに少なくとも3回、銃の危険性について学ぶことになるが、5歳前後の幼稚園も対象に含まれる可能性がある。

法案を起草した共和党議員はSNSに声明を投稿。「この法律は幼い子供たちによる誤射を防止するのが目的である」と述べた。

それによると、授業は各学年の年齢に合わせ、低学年では銃に触れないようにし、銃を見た場合はすぐに大人に知らせることなどを学ぶという。

ユタ州の銃規制派はこの法案を批判。「銃に関する責任を親ではなく子供に負わせる不当なものだ」と指摘している。

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