米移民税関捜査局がTikTokスターのカベンネ・ラメを拘束
ラメさんは世界一有名なSNSインフルエンサーのひとりであり、ティックトックのフォロワーは1億6200万人を超えている。
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セネガル系イタリア人のSNSインフルエンサーであるカベンネ・ラメ(Khaby Lame)さんが米ネバダ州ラスベガスで移民税関捜査局(ICE)に拘束され、米国を離れた。
ラメさんは6日、ラスベガスのハリー・リード国際空港で拘束された。
ICEによると、ラメさんはその後、強制送還命令を受ける前に国外退去を許可されたという。
ICEは声明で、「ラメ氏は4月30日に米国に入国し、ビザの有効期間を超過した」と述べた。
ラメさんはコメントを出していない。
カリフォルニア州ロサンゼルスでは先週末、ICEの不法移民摘発作戦に抗議するデモが激化し、一部の暴徒が機動隊と衝突した。
ICEの捜査官は6日、ロサンゼルス市内の複数の地区を捜索し、子供を含む数百人の移民を拘束した。
これに反発した多くの市民が抗議デモを行い、一部の暴徒が機動隊と衝突。逮捕者が出る事態となった。
ラメさんは強制送還命令を回避するために、自発的に出国したとみられる。強制送還命令が出ると、最長で10年間、米国への再入国が認められなくなる可能性がある。
ラメさんは世界一有名なSNSインフルエンサーのひとりであり、ティックトックのフォロワーは1億6200万人を超えている。
ラメさんはセネガル出身。父親と一緒にイタリアに移住し、イタリアの市民権を持っている。