◎スペイシーさんに不適切行為を受けたという男性たちのドキュメンタリー「Spacey Unmasked」は5月6日と7日にイギリスのチャンネル・4で放送される。
米俳優ケビン・スペイシー(Kevin Spacey)さんが新たな不適切行為疑惑を否定した。
スペイシーさんは4日に公開されたオンライン・インタビューで、「自分は違法なことは何もしておらず、ロンドンで昨年無罪判決を受けて以来、仕事への復帰に苦労している」と語った。
またスペイシーさんは「自分を守ることなく、根拠のない攻撃を受けることを許すなんて、もう二度と経験したくない」と強調した。
この動画はユーチューブで3日深夜に公開された。
ロンドンのサザーク刑事法院は昨年7月、強制わいせつ罪などで起訴されたスペイシーさんに無罪判決を言い渡した。
スペイシーさんは強制わいせつ罪、性的暴行罪、同意なしに性的行為を行わせた罪など、合わせて12件の罪に問われていた。
スペイシーさんは2022年にも同様の裁判(米ニューヨーク)で勝訴している。
スペイシーさんに不適切行為を受けたという男性たちのドキュメンタリー「Spacey Unmasked」は5月6日と7日にイギリスのチャンネル・4で放送される。米国ではMax(ワーナー)でストリーミング配信される予定だ。
このドキュメンタリーに出演する男性たちは1976~2013年の間の出来事について証言したと伝えられている。
スペイシーさんは1995年の映画「ユージュアル・サスペクツ(原題:The Usual Suspects)」でアカデミー助演男優賞、アメリカン・ビューティー(原題:American Beauty)ではアカデミー主演男優賞を受賞。さらに、米ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段(原題:House of Cards)」ではホワイトハウス入りを目指す下院議員を熱演し、ゴールデングローブ賞を獲得している。