米俳優シャイア・ラブーフ起訴、判事がリハビリ施設への入所命じる
ラブーフ被告は2月17日、ニューオーリンズ中心部のバーの前で複数の人物に対して暴行を働いたとして、2件の暴行罪で逮捕・起訴された。
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米国の俳優シャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf、39歳)さんがルイジアナ州ニューオーリンズで複数の人物に暴行を加えたとして裁判所に出廷し、裁判官から厳しく叱責され、薬物およびアルコール依存のリハビリへの復帰を命じられた。現地メディアが26日に報じた。ラブーフ被告は司法手続きの一環として10万ドル保釈金を支払った。
ラブーフ被告は2月17日、ニューオーリンズ中心部のバーの前で複数の人物に対して暴行を働いたとして、2件の暴行罪で逮捕・起訴された。地元警察の報告書によると、被害者の1人は鼻が脱臼した可能性がある。ラブーフ被告は同性愛者に対する侮辱的な発言をしたとの記述も含まれている。
ニューオーリンズ地裁の判事はこの事件について、ラブーフ被告の行為が地域社会、特に歴史的に差別や暴力の対象となってきたLGBTQ+(性的少数者)コミュニティに対する安全性への懸念を引き起こすものだと指摘した。また判事は「被告は自身のアルコール依存症を真剣に受け止めていない」と述べ、今回の行為に対する認識の甘さを強く非難した。
裁判所はラブーフ被告に対し、週1回の薬物検査とアルコール検査に従うこと、指定されたリハビリテーションプログラムに参加することを含む条件を課した。また、被害者や事件が発生したバーへの接近を禁じ、その場所に近づかないよう命じた。判事はさらに、ラブーフ被告が3月にローマで予定していた洗礼への出席を理由に市外へ出る許可を求めた申請を却下した。判事はラブーフ被告が「酒をコントロールできるのか」疑問を呈し、リハビリの必要性を強調した。
ラブーフ被告の弁護人は、「酔うこと自体は犯罪ではない」と主張したものの、判事は行為の重大性を重視した。ラブーフ被告自身は保釈後、報道陣に対するコメントを拒否し、廊下で「何も言わない。神のご加護を、ほっといてくれ」と述べた。正式な罪状認否はまだ行われていない。
この事件は、ラブーフ被告が過去にも公の場でのトラブルや依存症に関する問題を抱えてきた経緯がある中で起きたものとして注目されている。事件後の映像には、逮捕後に上半身裸で踊るラブーフ被告の姿が映っており、地元住民や関係者の間で波紋を広げている。
