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▽墜落したのはプライベートジェット機。現地時間午前3時45分頃、着陸予定時刻の数秒前に墜落した。
2025年5月22日/米カリフォルニア州サンディエゴ近郊、小型飛行機が墜落した現場(AP通信)

カリフォルニア州サンディエゴの住宅地に小型飛行機が墜落した事故について、地元当局は22日、これまでに3人の死亡を確認したと明らかにした。

連邦航空局(FAA)によると、墜落したのはプライベートジェット機。現地時間午前3時45分頃、着陸予定時刻の数秒前に墜落した。

同機はカンザス州ウィチタからサンディエゴのモントゴメリー・ギブス・エグゼクティブ空港に向かっていた。

サンディエゴ消防署の署長は記者会見で、「飛行機の搭乗者は全員死亡したとみられる」と語った。

FAAによると、同機にはパイロットを含む6人が乗っていたという。

モントゴメリー・ギブス・エグゼクティブ空港とその周辺では事故当時、霧が発生し、視界が悪かったと伝えられている。

FAAによると、同機は送電線に接触し、住宅地に突っ込んだ。

地上で死亡した人はいなかったが、8人が煙を吸ったり、ガラスの破片でケガをするなどした。

墜落の原因は明らかになっておらず、国家運輸安全委員会(NTSB)とFAAが調べている。

少なくとも10軒の民家と10数台の車両が損傷。うち1軒は全焼した。この事故により100人以上が避難を余儀なくされた。

被害を受けた住宅地はサンディエゴ海軍基地の隊員向けに建設されたものであった。

墜落を目撃したという海兵隊員の妻はABCニュースの取材に対し、「ものすごい音がした後、外を見ると、向かいの家と車が燃えていた」と語った。

米国では飛行機やヘリの墜落事故が相次いでいる。

5月3日にはカリフォルニア州シミバレーの住宅地に小型飛行機が墜落し、パイロットが死亡、住宅2軒が損壊した。

ネブラスカ州フリーモントでは4月18日、河川に小型飛行機が墜落し、3人が死亡した。

4月12日にはニューヨーク州北部の野原に小型飛行機が墜落し、6人が死亡。生存者はいなかった。

4月11日にはフロリダ州ボカラトンの住宅地近くに小型飛行機が墜落し、乗っていた3人全員が死亡。車が巻き込まれ、1人が負傷した。

4月10日にはニューヨーク市のハドソン川に観光ヘリコプターが墜落し、パイロットとスペイン人観光客5人全員が死亡した。

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