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米メリーランド州の高齢者向け施設で87歳男性殺害、警察が防犯カメラ映像公開

殺害されたのはロバート・フラー・ジュニア(Robert Fuller Jr.、87歳)さんで、ポトマックの高齢者向け施設の自室で頭部を銃で撃たれた状態で発見された。
米メリーランド州モンゴメリー郡警察が公開した写真、老人ホームで87歳の男性を殺害したとされる容疑者(ABCニュース)

メリーランド州ポトマックの高齢者向け施設で87歳の男性が殺害された事件について、捜査当局が21日、容疑者とみられる人物の映像を公開し、情報提供を呼び掛けている。事件は2月14日未明に発生し、警察が捜査を続けている。

殺害されたのはロバート・フラー・ジュニア(Robert Fuller Jr.、87歳)さんで、ポトマックの高齢者向け施設の自室で頭部を銃で撃たれた状態で発見された。通報を受けて消防・救急隊が駆け付けたが、フラーさんは現場で死亡が確認された。警察は殺人事件と断定し、捜査を開始した。

モントゴメリー郡警察は事件から1週間後、防犯カメラの映像を公開した。この映像には事件発生前後とみられる時間帯に施設敷地内にいた人物が映っており、警察はこの人物を事件の容疑者と見なしている。しかし、映像に映る人物は背中からの姿のみで、性別や人種など具体的な特徴は明らかになっていない。映像の人物は黒と黄色のチェック柄の上着と黒のズボンを着用しているように見えるが、それ以上の識別情報は不十分であるという。

警察は映像公開とともに一般市民に協力を呼び掛け、容疑者と考えられる人物の服装や歩き方など、特徴を認識した人に連絡するよう求めている。情報はモントゴメリー郡警察署の殺人課または地元の犯罪情報提供窓口が受け付けている。匿名での通報も可能で、逮捕につながる情報には報奨金が出る場合もある。

事件現場となった施設の運営会社はフラーさんが死亡したことについてコメントを発表し、家族や関係者への哀悼の意を示すとともに、捜査への協力を続けると強調した。また同施設では事件後、住民・スタッフの安全確保のためにセキュリティ対策の強化や支援体制の整備を行っているという。

フラーさんは弁護士で、退役海軍予備役将校として多くの活動に関わり、慈善家として知られていた。フラーさんを慕う地域コミュニティからは追悼の声が上がっている。

捜査当局は現在、公開した映像の人物が容疑者であるかどうかを慎重に調べるとともに、動機や背景についても捜査を進めている。現時点で逮捕者は出ておらず、容疑者の身元も明らかになっていない。

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