「人的ミス」により誤って釈放された受刑者逮捕 米ルイジアナ州
オーリンズ郡保安官事務所によると、容疑者は匿名の情報提供により、テキサス州内で20日朝に逮捕されたという。
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米ルイジアナ州ニューオーリンズの刑務所から受刑者が誤って釈放された事件について、ルイジアナ州当局は20日、この受刑者がテキサス州で逮捕されたと明らかにした。
カリル・ブライアン(Khalil Bryan、30歳)は7月25日、ニューオーリンズの矯正施設から「人的ミス」により釈放された。
同施設はブライアンと似た名前の受刑者を釈放する予定であった。
オーリンズ郡保安官事務所によると、容疑者は匿名の情報提供により、テキサス州内で20日朝に逮捕されたという。
ルイジアナ州警察は容疑者の逮捕につながる情報に2500ドルの報奨金をかけていた。
容疑者はテキサス州からニューオーリンズに移送後、起訴される見通し。
容疑者は窃盗、麻薬所持、公務執行妨害などの罪で実刑判決を受けていた。
また容疑者は過去に銃器による加重暴行、強盗、家庭内暴力、児童虐待、住居侵入などの犯罪歴があるという。
オーリンズ郡保安官事務所は先月末、容疑者の身元確認を怠ったとして、2人の保安官代理を解雇し、5人の職員が停職処分を受けたと明らかにした。