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「人的ミス」により誤って釈放された受刑者逮捕 米ルイジアナ州

オーリンズ郡保安官事務所によると、容疑者は匿名の情報提供により、テキサス州内で20日朝に逮捕されたという。
2025年8月20日/米テキサス州、ルイジアナ州ニューオーリンズの刑務所から誤って釈放されたカリル・ブライアン容疑者(Orleans Parish Sheriff's Office/ABCニュース)

ルイジアナ州ニューオーリンズの刑務所から受刑者が誤って釈放された事件について、ルイジアナ州当局は20日、この受刑者がテキサス州で逮捕されたと明らかにした。

カリル・ブライアン(Khalil Bryan、30歳)は7月25日、ニューオーリンズの矯正施設から「人的ミス」により釈放された。

同施設はブライアンと似た名前の受刑者を釈放する予定であった。

オーリンズ郡保安官事務所によると、容疑者は匿名の情報提供により、テキサス州内で20日朝に逮捕されたという。

ルイジアナ州警察は容疑者の逮捕につながる情報に2500ドルの報奨金をかけていた。

容疑者はテキサス州からニューオーリンズに移送後、起訴される見通し。

容疑者は窃盗、麻薬所持、公務執行妨害などの罪で実刑判決を受けていた。

また容疑者は過去に銃器による加重暴行、強盗、家庭内暴力、児童虐待、住居侵入などの犯罪歴があるという。

オーリンズ郡保安官事務所は先月末、容疑者の身元確認を怠ったとして、2人の保安官代理を解雇し、5人の職員が停職処分を受けたと明らかにした。

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