▽テスラのマスクCEOがトランプ政権の政府効率化省(DOGE)の責任者に就任して以来、テスラ車や販売店などを狙った事件が多発している。
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米テキサス州オースティンのテスラ販売店で複数の爆発物が見つかった。警察が24日、明らかにした。
それによると、現場はオースティン市内の国道183号線沿いにあるテスラ販売店の駐車場。周辺を巡回していた警察官が午前8時過ぎに不審な装置を発見し、爆発物処理班が出動した。
オースティン警察は声明で、「装置は手作りの焼夷弾であることが確認され、無事解体された」と述べた。何個見つかったかは明らかにしていない。
一方、連邦捜査局(FBI)は24日、テスラを狙った事件に対処するタスクフォースを設置したと発表した。
FBIの広報担当はABCニュースの取材に対し、「このタスクフォースは国民を守るという使命のもと、容赦なく行動する」と強調。「暴力、破壊行為、そして最近のテスラ襲撃のような国内テロ行為は法に基づき、処罰されることになる」と述べた。
オースティン警察は焼夷弾事件について、「捜査に支障を及ぼす恐れがあるため、詳細についてはコメントを差し控える」としている。
アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)がこの捜査に協力している。ATFによると、FBIが捜査を指揮しているという。
テスラのマスク(Elon Musk)CEOがトランプ政権の政府効率化省(DOGE)の責任者に就任して以来、テスラ車や販売店などを狙った事件が多発。オレゴン州、コロラド州、サウスカロライナ州、シアトル、ラスベガスなど全米の各都市で被害が報告されている。
FBIによると、1月以降、少なくとも9つの州でテスラを狙った放火、発砲、落書きなどの事件が確認されたという。