米オクラホマ州でアンモニアガス漏れ、600人避難、数十人入院

ガス漏れは12日の午後10時直前に発生。周辺住民から通報が入り、少なくとも36人が病院に搬送された。

米オクラホマ州ウェザーフォードで、ホテル駐車場に駐車していたタンクローリーから無水アンモニアガスが噴出し、数百人が避難を余儀なくされた。地元当局が13日、明らかにした。

それによると、ガス漏れは12日の午後10時直前に発生。周辺住民から通報が入り、少なくとも36人が病院に搬送された。うち11人は転院して治療を受けたという。

当局はX（旧ツイッター）に声明を投稿。13日朝の時点で少なくとも600人余りが避難所に身を寄せている書いた。

近くの老人ホームも避難し、学校は休校となった。

無水アンモニアはトウモロコシや小麦に窒素を供給する肥料として使用される。気体または液体状態で人体に接触すると火傷を負う恐れがある。

先週、ミシシッピ州ヤズーシティ北部の工場で爆発による無水アンモニア漏洩が発生し、近隣住民が避難した。