◎全米50州とコロンビア特別区は闘鶏を禁じているが、ハワイを含むいくつかの州では違法闘鶏場が運営されている。
米ハワイ州の警察当局は15日、ホノルルの闘鶏場で20代とみられる男が発砲し、2人が死亡したと発表した。
AP通信によると、事件は15日深夜に発生。複数人が闘鶏の結果に異議を唱えて口論となり、男が発砲。5人が撃たれ、このうち2人が死亡したという。
ホノルル警察は違法賭博に参加していた客から通報を受け、現場に急行した。
発砲したとされる20代の男は現場から逃亡。警察が行方を追っている。
警察の広報担当は地元テレビ局KHON-TVの取材に対し、「男性グループが口論を始め、20代とみられる男が銃を乱射した」と語った。
警察によると、59歳の女性と34歳の男性が搬送先の病院で死亡したという。銃創を負った残り3人(38歳、40歳、57歳の男性)の命に別条はなく、病院で治療を受け、退院した。
広報担当は取材の中で、「容疑者と5人に接点があるかどうかは分からず、捜査を進めている」と述べた。「たまたま同じ場所にいただけかもしれません..」
全米50州とコロンビア特別区は闘鶏を禁じているが、ハワイを含むいくつかの州では違法闘鶏場が運営されている。