◎両候補は半日前に行われた大統領選テレビ討論会でも握手を交わしていた。
ハリス(Kamala Harris)米副大統領とトランプ(Donald Trump)前大統領が11日朝、ニューヨーク市マンハッタンで行われた9.11記念式典に出席し、再び握手を交わした。
民主党のシューマー(Chuck Schumer)上院院内総務とバイデン(Joe Biden)大統領の間に立っていたハリス氏はトランプ氏に笑顔で話しかけ、手を伸ばした。
トランプ氏は式典後、ペンシルベニア州シャンクスビルの消防署を訪問した際、このやりとりについて質問され、「とても礼儀正しい」とだけ述べた。両候補が何を話したかは明らかにしなかった。
トランプ氏の横に立っていた副大統領候補のJ・D・バンス(JD Vance)上院議員はフォックスニュースの取材に対し、「握手は友好的で礼儀正しいものだった 」と語った。
両候補は半日前に行われた大統領選テレビ討論会でも握手を交わしていた。
バイデン氏とトランプ氏は今年と2020年、そしてトランプ氏とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏は2016年の討論会で握手しなかった。握手をしなければならないというルールはない。
マンハッタンでの式典後、バイデン氏とハリス氏はシャンクスビルと国防総省の9.11記念式典に出席した。
バイデン氏は演説で、「23年前、我々は最も暗い時間の中で光を見つけた。恐怖に直面したとき、私たちは団結した」と語った。「米国民への攻撃を二度と起こさないという私たちの決意は、これからも変わることはない...」