◎全体の支持率はハリス氏が41~43%、トランプ氏が40~43%となり、拮抗している。
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(Getty Images/AFP通信)

ABCとイプソスが28日に公開した最新の世論調査によると、ハリス(Kamala Harris、59歳)副大統領の好感度はバイデン(Joe Biden、81歳)大統領が大統領選からの撤退を表明して以来、大きく上昇したという。

それによると、ハリス氏を支持すると答えた人は43%、好感度は42%。1週間前の好感度は35%であった。

バイデン氏が先週、再選キャンペーンを終了すると発表した後、オバマ(Barack Obama)元大統領を含む民主党の有力者のほとんどがハリス氏への支持を表明した。

ハリス氏は来月の民主党全国大会で候補に指名される予定だ。

現地メディアによると、ハリス氏は民主党の候補に必要な代議員を確保している。この結果、無党派層がハリス氏の支持に回ったとみられる。

無党派層の44%がハリス氏に好意的で、1週間前の28%から大きく上昇した。

ハリス氏が民主党の候補になるべきと答えた人は52%。民党党員は86%、共和党員は20%となっている。

ハリス氏が候補に指名された場合、熱狂すると回答した人は48%。トランプ氏の場合は39%であった。

ハリス氏が候補に指名された場合、熱狂すると回答した民主党員は88%、黒人有権者は70%。無党派層は49%であった。

トランプ氏の好感度は暗殺未遂事件と共和党全国大会の翌週の40%から36%に低下した。

無党派層におけるトランプ氏の好感度は27%、先週の35%から低下した。

全体の支持率はハリス氏が41~43%、トランプ氏が40~43%となり、拮抗している。今回の大統領選も浮動票が勝敗を左右することになりそうだ。

現地メディアによると、勝敗に大きな影響を与えそうな州は共和党が支持を固めるジョージア州、ペンシルバニア州、ウィスコンシン州など7州。その他の州は過去の大統領選とほぼ同じ結果になると予想されている。

代議員の多い激選州を制した陣営が勝利する。最新の世論調査によると、この7州ではいずれもトランプ氏がバイデン氏をリードしていた。

日曜日に発表されたABCニュース/イプソスの世論調査によると、カマラ・ハリス副大統領は、ジョー・バイデン大統領が大統領選から降りて彼女を支持した数日後に、アメリカ人の間で好感度が上昇している。Barack Obama

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