▽8日午後に校内で警備に当たっていた警察官が銃を確認し、男子生徒を逮捕した。
米ジョージア州ウィンダーのアパラチー高校に14歳の男子生徒が銃を持ち込んだとして逮捕された。警察が8日、明らかにした。
同校では昨年9月に銃乱射事件が発生し、生徒2人と教師2人が死亡、9人が負傷。当時14歳だったコルト・グレイ(Colt Gray)被告とその父親が起訴されている。
警察によると、8日午後に校内で警備に当たっていた警察官が銃を確認し、男子生徒を逮捕。生徒は抵抗することなく、警察官に対し、自分が持ち込んだことを認めたという。
警察は生徒を州内の少年拘置所に連行。学校内での武器所持、未成年者の銃所持の罪に問われている。
警察は少年の身元と押収した銃器の種類を明らかにしていない。
当局によると、この生徒は午後2時過ぎに逮捕されたとのこと。
同校はこの事件を受け、9日の休校を決めた。
昨年9月の銃乱射事件ではコルト被告が4件の殺人罪などで起訴され、家庭裁判所ではなく、連邦裁に送られた。
被告の父親であるコリン・グレイ(Colin Gray)被告は息子に銃を渡したとして、4件の過失致死罪などに問われている。