米ロサンゼルス郡保安官3人死亡、押収した爆発物が行方不明に

この事件はロサンゼルス郡モンテレー・パークにある郡保安局の訓練施設で18日朝に発生。放火・爆発物担当の保安官補佐官3人が死亡した。
2025年7月18日/米カリフォルニア州、爆発があったロサンゼルス郡保安局の訓練施設(ロイター通信)

カリフォルニア州のロサンゼルス郡保安官事務所の訓練施設で発生した爆発について、捜査当局は25日、この施設に持ち込まれた2つの爆発物のうち1つが行方不明になっていると明らかにした。

この事件はロサンゼルス郡モンテレー・パークにある郡保安局の訓練施設で18日朝に発生。放火・爆発物担当の保安官補佐官3人が死亡した。

3人は捜査当局が押収した2つの爆発物を処理していた。

アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)によると、このうち1つが爆発し、もう1つが所在不明になっているという。

ロサンゼルス郡保安官事務所のロバーツ・ルナ(Robert Luna)保安官はATFに対し、「全ての車両をX線検査し、爆発現場周辺を徹底的に捜索し、オフィススペース、さらには施設内の体育館も調べたが、爆発物は見つかっていない」と説明したとのこと。

ATFが捜査を継続している。

この爆発物はサンタモニカの民家で回収されたものであった。

ABCニュースは先週、情報筋の話しを引用し、「この爆発物は事務所に持ち帰った時点で安全であることが確認されていた」と報じていた。

SHARE:
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします