◎事件は4日の午後8時35分頃に発生。パターソン氏と20歳の義理の息子が路上で5人の男と口論になり、暴行を受けた。
米ニューヨーク州の元州知事であるパターソン(David Paterson)氏と義理の息子がマンハッタン区のアッパー・イースト・サイドで5人組の男に暴行を受けた。ニューヨーク市警が5日、明らかにした。
それによると、事件は4日の午後8時35分頃に発生。パターソン氏と20歳の義理の息子が路上で5人の男と口論になり、暴行を受けたという。
5人組は現場から逃走。警察が防犯カメラの写真を公開し、行方を追っている。
パターソン氏の代理人はABCニュースの取材に対し、「パターソン氏と息子は自宅近くで5人組に襲われた」と語った
NYPDによると、パターソン氏と息子は顔や体を殴られたものの、5人組を何とか追い払い、その後、病院に搬送されたという。ケガの程度は軽く、2人はその日のうちに退院した。
パターソン氏は民主党員、2008~10年までニューヨーク州知事を務めた。
パターソン氏はニューヨーク初の黒人知事、全米初の盲目の知事であった。