トランプ氏の殺害示唆、SNSに投稿した元沿岸警備隊員逮捕
容疑者は16日に逮捕され、18日にバージニア州連邦裁判所に出廷する予定。
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米沿岸警備隊の元隊員がトランプ(Donald Trump)大統領を殺害するとSNSに投稿したとして逮捕された。現地メディアが16日に報じた。
それによると逮捕されたバージニア州在住のピーター・スティンソン(Peter Stinson)容疑者。射撃の大会で表彰されたことがあり、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の現場部隊の教官を務めたこともあるという。
AP通信は裁判資料を引用し、「射撃の名手である元沿岸警備隊員はトランプ大統領に対して一連の暴力的な脅迫を行った」と報じた。
容疑者は16日に逮捕され、18日にバージニア州連邦裁判所に出廷する予定。
告発状によると、容疑者は2021年まで沿岸警備隊に勤務。急進左派の活動家ネットワーク「アンティファ」のメンバーであり、2020年から今年にかけて、X(旧ツイッター)およびブルースカイのアカウントを使用して、トランプ氏を標的とする複数の脅迫的なコメントを投稿したとされる。
例えば、容疑者は2020年4月、あるXユーザーが「誰かがトランプを訴えるべきだ」と投稿したのに対し、「野郎を訴えるだけでなく、もっとやるべきだ」と返信し、さらに「ライフルとスコープが必要だが、ここでは話せない」と付け加えた。
さらに、「100ドル払う奴はいるか?俺がやってやる。誰か一緒にやるか?」と投稿し、トランプ氏の暗殺を示唆した。
2024年の大統領選期間中には、トランプ氏が暗殺されかけた際、次のようなメッセージを書いた。「前に述べたように、私にはやる用意がある。実行できる人はほとんどいない。この失敗から学ぶ必要がある。大リーグでプレーしたいなら才能が必要だ。運で勝負すべきでない。実力と、それを実行できるかどうかだ..」