米カリフォルニア州のシェブロン製油所で大規模火災
出火原因は明らかになっていない。
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米カリフォルニア州エルセグンドにあるシェブロンの製油所で2日深夜、火災が発生した。
同社によると、ロサンゼルス郡エルセグンドの消防局が消火活動に当たっている。出火原因は明らかになっていない。
シェブロンの広報担当はABCニュースの取材に対し「製油所の従業員と請負業者は全員確認済みで、負傷者はいない」と語った。
ニューサム(Gavin Newsom)州知事は声明で、「周辺地域を保護し公共の安全を確保するため、地方・州機関とリアルタイムで連携している」と述べた。
同製油所はロサンゼルス国際空港のすぐ南に位置し、シェブロンによると、敷地内に消防署がある。
この製油所は同州最大級かつ同社の主要な製油施設の一つである。この製油所は1911年に操業を開始し、日量約29万バレルの原油を処理する能力を持つ。ロサンゼルス国際空港に近く、地理的な利点を活かして航空燃料、ガソリン、ディーゼル、船舶燃料など多様な石油製品を供給している。施設は最新の環境基準に対応しており、排出ガスの削減やエネルギー効率向上の取り組みも積極的に行われている。