▽この事件は24年12月16日に発生。15歳の少女が校内で銃を乱射し、教師と14歳の生徒が死亡、2人が重傷を負った。
.jpg)
米ウィスコンシン州マディソンのアバンダント・ライフ・クリスチャン・スクール(Abundant Life Christian School)で昨年末に発生した銃撃事件について、捜査当局は8日、自殺した容疑者の父親を勾留したと発表した。
この事件は24年12月16日に発生。15歳の少女が校内で銃を乱射し、教師と14歳の生徒が死亡、2人が重傷を負った。
少女は現場で自分を撃ち、間もなく死亡が確認された。
州警察は声明で、「マディソン在住のジェフリー・ルプナウ(Jeffrey Rupnow、42歳)が3つに罪で起訴され、8日の午前3時45分頃に勾留された」と明らかにした。
被告は娘の非行を助長した罪と、未成年者に銃器を提供し、2人を死に至らしめた罪に問われている。
警察によると、被告は9日に出廷する予定。有罪が確定した場合、20年以下の禁固刑に処される可能性がある。
被告は捜査当局に対し、「娘が両親の離婚で心に傷を負い、射撃に連れて行ったのをきっかけに銃を撃つようになった」と供述。被告は娘に2丁の拳銃を買い与えたとされる。
また被告は銃を適切に保管するという法律を破り、銃を保管する金庫の番号を娘に教えていたとされる。
警察は事件後、少女が発砲した9mmグロック拳銃と、父親がクリスマスプレゼントとして贈った22口径ピストルを、少女が学校に持ち込んだバッグから回収した。