米ニューヨーク市地下鉄の車両の上で15歳少年死亡、地下鉄サーフィンか
地下鉄サーフィンは走行中の列車の上に乗る行為。危険なチャレンジをしてSNSに動画を投稿する。
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米ニューヨーク市の若者の間で広がる、高速で走る列車の上に乗る「地下鉄サーフィン」と呼ばれる危険な行為で新たな犠牲者が出た。
警察は4日、クイーンズ区の駅で午前2時45分頃、7号線の車輌の屋根上で15歳の少年を発見し、まもなく死亡が確認されたと明らかにした。
警察は声明で、「死因を確認中であり、少年が地下鉄の上にいた理由も不明である」と述べた。
専門家はSNSで流行している地下鉄サーフィンで命を落とした可能性が高いと指摘している。
地下鉄サーフィンは走行中の列車の上に乗る行為。危険なチャレンジをしてSNSに動画を投稿する。
近年、SNSに投稿されたサーファーの動画に刺激され、多くの若者が挑戦するようになり、死亡事故が増加傾向にある。
ニューヨーク市では先月、ブロンクス区の線路で14歳の少年の頭部と身体の一部が見つかった。
この事件後、一緒に地下鉄サーフィンを行ったとして、17歳の少年が危険行為などの罪で起訴された。
ニューヨークでは昨年、地下鉄サーフィンにより6人が死亡、23年の5人を上回った。