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米カリフォルニア州の国立公園で男性クライマー滑落死

ヨセミテ国立公園はシエラネバダ山脈に位置する国立公園。1864年に米国で初めて保護された自然区域の一つで、1890年に正式に国立公園に指定された。
カリフォルニア州、ヨセミテ国立公園、高さ約900メートルの岸壁(Getty Images)

カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にある断崖絶壁で事故があり、23歳の男性クライマーが死亡した。現地メディアが2日に報じた。

それによると、亡くなったのはアラスカ州在住のバリン・ミラー(Balin Miller)さん。1日に滑落死したという。

国立公園局(NPS)は政府閉鎖の影響でヨセミテ国立公園の事務所を1日から閉鎖していた。

ミラーさんは園内にある高さ約915メートルの絶壁で事故に遭ったとみられる。

ヨセミテ国立公園はシエラネバダ山脈に位置する国立公園。1864年に米国で初めて保護された自然区域の一つで、1890年に正式に国立公園に指定された。約3000平方キロメートルの広さを持ち、花崗岩の絶壁や滝、巨大なセコイアの木々、多様な野生動物が特徴である。

ヨセミテ渓谷は公園の中心的な観光地で、壮大な岩山がそびえ立つ。春には雪解け水によって滝が勢いを増し、ヨセミテ滝が特に人気の景観となる。ハイキング、ロッククライミング、キャンプなどアウトドア活動も盛んで、四季を通じて多くの観光客が訪れる。世界遺産にも登録されており、その自然美と生態系の豊かさは、世界中の人々を魅了し続けている。

この絶壁では今年初めに18歳の男性が滑落死し、8月には29歳の女性が死亡している。

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