◎少年は正面玄関で2人の学校職員に呼び止められ、逃走した。
米ウィスコンシン州ケノーシャのルーズベルト小学校(Getty Images)

ウィスコンシン州ケノーシャの小学校にレプリカの銃を持ち込んで生徒を脅そうとしたとして、13歳の少年が逮捕・起訴された。警察が8日、明らかにした。

それによると、警察が少年の自宅を家宅捜索した結果、数丁のレプリカ銃が見つかったという。

少年は7日の午前9時頃、リュックサックとダッフルバッグを持って、以前通っていたケノーシャのルーズベルト小学校に入ろうとした。

ケノーシャ学区の教育長は記者会見で、「少年は校舎に入ろうとしたが、職員に見つかり、逃走した」と語った。

それによると、少年は正面玄関で2人の学校職員に呼び止められ、逃走したという。

ケノーシャ警察は7日、少年の身柄を拘束。検察がテロ脅迫罪(日本のテロ等準備罪)で起訴した。

警察が少年の自宅を捜索したところ、レプリカ拳銃数丁とレプリカライフルが見つかった。

本物の銃は見つかっておらず、少年の母親は当局に対し、「息子が銃に触れることはない」と証言したという。

警察によると、少年は帰宅後、母親に「キャンディーを売るために学校に行った」と話したという。

少年は8日に出廷する予定だ。

警察によると、少年は事件発生までの数週間、学校で発生した銃乱射事件をネットで調べ、複数の友人にコメントを送っていたという。

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