米ペンシルベニア州の製鉄所で爆発、1人死亡、10人負傷、1人行方不明
爆発は同州クレアトンのUSスチールの製鉄所で午前10時50分頃に発生。複数の建屋が破損した。
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米ペンシルベニア州アレゲニー郡の製鉄所で爆発があり、少なくとも1人が死亡、10人が負傷し、1人が行方不明になっている。警察が11日、明らかにした。
それによると、爆発は同州クレアトンのUSスチールの製鉄所で午前10時50分頃に発生。複数の建屋が破損した。
爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が調べている。
アレゲニー郡警察は声明で、「この爆発で従業員が瓦礫の下敷きになり、1人が死亡、10人が病院に搬送され、1人の捜索と消火活動が続いている」と述べた。
アレゲニー郡消防局によると、病院に搬送された10人の命に別条はないという。
ペンシルベニア州知事はX(旧ツイッター)に声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表し、消防が捜索・救助作業を続けていると書いた。
最初の爆発は製鉄所内のバッテリー操業区域で午前10時51分に発生。その後、別の爆発が複数回確認された。
この製鉄所では製鉄過程に必要なコークスを製造。北米最大のコークス製造施設で、約1400人の従業員が働いている。