▽コビトカバはアフリカ西部の沼地や熱帯雨林に生息する。野生の個体数は2500頭ほどと推定され、絶滅危惧種に指定されている。
米バージニア州のメトロ・リッチモンド動物園がコビトカバの赤ちゃん(メス)を公開した。
まだ名前のない新生児は12月9日に爆誕し、母親のアイリス(Iris)の後をつけ回し、お乳をねだったり、お尻をフリフリさせているとのこと。
アイリスはこの4年半で3頭目の出産となった。
同園によると、アイリスは今回、初めて水中で出産したという。カバは通常水中で出産するが、コビトカバは陸上でも水中でも出産できる。
アイリスは9日の午後4時50分頃、水中で出産。赤ちゃんはすぐに水中で動き回ったという
同園によると、アイリスと赤ちゃんはその後、干し草を敷き詰めたスペースに移された。
生後5日目に新生児検診を受けたところ、体重は15ポンド(約6.8キロ)だった。大人のコビトカバの体重は250キロを超える。
コビトカバはアフリカ西部の沼地や熱帯雨林に生息する。野生の個体数は2500頭ほどと推定され、絶滅危惧種に指定されている。昨年、世界の動物園で誕生したコビトカバはわずか12頭であった。
SNSには赤ちゃんの誕生を祝うコメントが多数寄せられている。
あるX(旧ツイッター)ユーザーはタイの強力なSNSスターコビトカバ「ムーデン(Moo Deng)」と英スコットランドの「ハギス(Haggis)」を超える逸材と音楽を交えて紹介した。
ムーデンはタイ語、英語、中国語、日本語の公式テーマソングをリリースしている。