マスク氏「やり過ぎた」トランプ罵倒を後悔、電話会談も
2人は先週、SNS上で激しく罵り合い、蜜月関係に終止符を打った。
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トランプ(Donald Trump)米大統領と決別した大富豪マスク(Elon Musk)氏が先週の激しい口論を悔やみ、「やり過ぎた」と反省した。
2人は先週、SNS上で激しく罵り合い、蜜月関係に終止符を打った。
ABCニュースは11日、情報筋の話しとして、「マスク氏が9日夜、トランプ氏に電話をかけた」と報じた。
マスク氏は11日早朝、X(旧ツイッター)への投稿で「トランプ大統領に関する私の投稿の一部について後悔している。行き過ぎだった」と書いた。
マスク氏はどの投稿、どの発言に後悔しているかは明言しなかった。
マスク氏は昨年の大統領選について、トランプ氏を「恩知らず」と非難した。
またマスク氏はトランプ氏の肝いり政策である減税を含む「大きく美しい1つの法案」を馬鹿げていると罵った。
ABCによると、バンス(JD Vance)副大統領とワイルズ(Susie Wiles)大統領首席補佐官は先週、マスク氏に対し、トランプ氏に電話をかけ、ケンカをやめるよう促していたという。
またABCは情報筋の話しを引用し、「トランプ氏は以前、バンス氏に対し、マスク氏について質問を受けた場合は、外交的な発言をするよう指示していた」と報じた。
ホワイトハウスのレビット(Karoline Leavitt)報道官は11日の記者会見で、2人の関係は修復されるかという質問に対し、明言を避けた。
またレビット氏は「トランプ大統領はマスク氏が今朝出した声明を認識しており、それを高く評価している。私たちは引き続き、米国民の事業に焦点を当て続けている」と述べた。