米デルタ航空便が乱気流に遭遇、緊急着陸、25人軽傷

ユタ州ソルトレイクシティ発オランダ・アムステルダム行きの便は30日午後、乱気流に遭遇し、ミネアポリスの国際空港に緊急着陸した。
米航空大手デルタ航空の旅客機(Getty Images/AFP通信)

航空大手デルタ航空の旅客機が乱気流に遭遇し、25人が病院に搬送された。同社が7月31日、明らかにした。

それによると、ユタ州ソルトレイクシティ発オランダ・アムステルダム行きの便は30日午後、乱気流に遭遇し、ミネアポリスの国際空港に緊急着陸した。

同社は声明で、「デルタ航空56便(エアバスA33-900型機)は現地時間7月30日の午後8時前、ミネアポリス・セントポール国際空港に安全に着陸した」と述べた。

同便には乗客275人と乗務員13人が搭乗していた。

ミネソタ州消防局によると、空港の救急隊員が乗客18人と乗務員7人を病院に搬送したという。

デルタ航空は声明の中で、「25人は検査と治療のため市内の病院に搬送され、翌日には全員退院した」と述べた。

この便に乗っていた275人は31日夜の別便でアムステルダムに向かう予定だ。

乗客の女性はABCニュースの取材に対し、「突然機体がガタガタと揺れ、無重力のような状態になり、何人かの乗客と客室乗務員が天井に叩きつけられ、機内食が飛び交った」と語った。

連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調査している。

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