SHARE:

米ケンタッキー州UPS機墜落、死者14人に、行方不明者の捜索続く

UPS2976便は4日の現地時間午後5時15分頃に墜落。複数の建物が爆発に巻き込まれた。
2025年11月5日/米ケンタッキー州ルイビルの空港近く、UPS機が墜落した現場(U.S. Air National Guard/AP通信)

ケンタッキー州ルイビルのモハメド・アリ国際空港付近に運送会社ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の航空機が墜落した事故について、地元当局は7日、新たに1人の遺体を発見し、死者数が14人に上ったと発表した。

UPS2976便は4日の現地時間午後5時15分頃に墜落。複数の建物が爆発に巻き込まれた。

墜落の原因は明らかになっておらず、連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調べている。

NTSBは2976便のブラックボックス(フライトデータレコーダーとコックピットボイスレコーダー)を回収し、調査を進めている。

ルイビル消防は7日午前の声明で、乗組員3人を含む13人の死亡を確認し、連絡が取れなくなっている9人の捜索を続けていると明らかにしていた。

ルイビル市長によると、爆心地近くで性別不明の遺体が見つかったという。

NTSBは2976便について、「離陸直前に左翼から炎が上がり、左エンジンが外れ、空港のフェンスを越えた後、高度を下げ、構造物や地面に激突した」と説明している。

当局は地上で墜落に巻き込まれた3歳女児と成人男性の身元を特定した。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします