米ケンタッキー州UPS機墜落、死者14人に、行方不明者の捜索続く
UPS2976便は4日の現地時間午後5時15分頃に墜落。複数の建物が爆発に巻き込まれた。
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米ケンタッキー州ルイビルのモハメド・アリ国際空港付近に運送会社ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の航空機が墜落した事故について、地元当局は7日、新たに1人の遺体を発見し、死者数が14人に上ったと発表した。
UPS2976便は4日の現地時間午後5時15分頃に墜落。複数の建物が爆発に巻き込まれた。
墜落の原因は明らかになっておらず、連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調べている。
NTSBは2976便のブラックボックス(フライトデータレコーダーとコックピットボイスレコーダー)を回収し、調査を進めている。
ルイビル消防は7日午前の声明で、乗組員3人を含む13人の死亡を確認し、連絡が取れなくなっている9人の捜索を続けていると明らかにしていた。
ルイビル市長によると、爆心地近くで性別不明の遺体が見つかったという。
NTSBは2976便について、「離陸直前に左翼から炎が上がり、左エンジンが外れ、空港のフェンスを越えた後、高度を下げ、構造物や地面に激突した」と説明している。
当局は地上で墜落に巻き込まれた3歳女児と成人男性の身元を特定した。
