車とヘラジカが衝突、運転手死亡 米アラスカ州
事故は1日の午前1時頃に発生。車を運転していたブルガリア出身の24歳男性が死亡、北マケドニア出身の24歳女性が病院に搬送された。
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米アラスカ州のデナリ国立公園の入り口付近で車がヘラジカと衝突し、運転手が死亡した。警察が2日、明らかにした。
それによると、事故は1日の午前1時頃に発生。車を運転していたブルガリア出身の24歳男性が死亡、北マケドニア出身の24歳女性が病院に搬送された。
国立公園局(NPS)が事故原因を調査中。在ブルガリア大使館と協力して亡くなった運転手の家族と連絡を取っている。
州警察は声明で、「この事故はアラスカの道路の危険性を痛感させるものである」と述べた。
NPSは夜間に国立公園内の道路を運転する際、速度を落とし、ハイビームを使うよう呼びかけている。
ヘラジカはシカ科の中で最も大きく、主に北米、北欧、ロシアなどの寒冷地に生息している。オスは大きな掌状の角を持ち、平均体重は600キロ、大きいものでは800キロにもなる。