米15州で乳児ボツリヌス症拡大、粉ミルクが原因、31人入院
バイハートはこの製品をリコール(自主回収)している。
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米バイハート(ByHeart Whole Nutrition)製の粉ミルクを摂取した乳児31人がボツリヌス毒素による重篤な疾患である「乳児ボツリヌス症」に感染し、入院している。疾病対策センター(CDC)と食品医薬品局(FDA)が20日、明らかにした。
それによると、「疑い例または確定例」は計15州で報告されているという。
このうち8例が新規で、CDCとFDAが11月14日に発表した前回の更新情報(23例)から増加した。
CDCによると、今回の集団発生はアリゾナ州、カリフォルニア州、アイダホ州、イリノイ州、ケンタッキー州、メイン州、ミシガン州、ミネソタ州、ノースカロライナ州、ニュージャージー州、オレゴン州、ペンシルベニア州、ロードアイランド州、テキサス州、ワシントン州に及んでいる。
FDAの勧告では、発症時期が判明している27症例について、発症日が2025年8月9日から同年11月13日までの範囲であったと報告している。
バイハートはこの製品をリコール(自主回収)している。
