▽カーニー氏は首都オタワで記者会見を行い、トランプ米政権の関税政策に立ち向かうと強調。与党・自由党がその最前線に立ってカナダ国民の生活を守ると誓った。
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カナダのカーニー(Mark Carney)首相が23日、議会下院(定数338)を解散し、4月28日に総選挙を行うと表明した。
カーニー氏は首都オタワで記者会見を行い、トランプ米政権の関税政策に立ち向かうと強調。与党・自由党がその最前線に立ってカナダ国民の生活を守ると誓った。
トランプ(Donald Trump)米大統領の敵対的なアプローチでカナダ国民のナショナリズムが高まり、米国に毅然と対応する自由党を支持する人が増えている。
非営利調査機関のアンガス・リード研究所が先週公表したオンライン世論調査(対象4009人)によると、自由党の支持率は42%、最大野党・保守党は37%であった。
トルドー政権末期の自由党の支持率は23%、保守党は45%であったが、カーニー氏の就任後、逆転した。
次の議会選挙は10月20日までに行われる予定であった。カーニー氏はトランプ氏の脅迫で自由党の支持率が急上昇したこのタイミングで選挙を行うのが最善と考えたとみられる。
カーニー氏は2週間前の就任時、トランプ氏と連携し、話し合う用意があると表明していた。しかし、23日の演説はより敵対的であった。
トランプ氏は今月初め、カナダとメキシコに対する25%の関税について、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)対象の製品に関しては4月2日まで免除した。
鉄鋼とアルミニウムに対する25%の関税は予定通り3月12日に発効。すべての国が対象となった。
4月2日にはカナダの乳製品や木材を含む品目にも相互関税が課される予定だ。