◎セントローレンス川はカナダと米国の禁制品密売(ヘロインやフェンタニルなど)や人身売買の中継地になっている。
カナダ・セントローレンス川(Getty Images)

カナダ東部を流れるセントローレンス川で今月発見された男性の遺体は移民8人が溺死した事故に関連しているようだ。地元当局が28日、明らかにした。

それによると、遺体となって発見されたのは今年3月から行方不明になっていた東部地域在住の30歳男性だという。

この男性の遺体と転覆したボートは今月、米国境近くを流れるセントローレンス川(モントリオールの南西約130km地点)で発見された。

その現場近くでは今年3月、米国に不法入国しようとした移民8人の遺体が引き上げられている。

当局によると、8人はインドとルーマニアの2家族。身元は明らかにしていない。

セントローレンス川はカナダと米国の禁制品密売(ヘロインやフェンタニルなど)や人身売買の中継地になっている。

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