◎事故はマニトバ州南西部のカーベリー近郊の幹線道路で現地時間午前11時40分頃に発生した。
カナダ中部マニトバ州で15日、セミトレーラーとバスが衝突し、少なくとも15人が死亡した。王立カナダ騎馬警察(RCMP)が明らかにした。
それによると、トレーラーとバスの運転手を含む10人が負傷し、病院に搬送されたという。
事故はマニトバ州南西部のカーベリー近郊の幹線道路で現地時間午前11時40分頃に発生した。
カナダ放送協会(CBS)によると、トレーラーが幹線道路の交差点でバスの側面に衝突したとみられる。
州警察の報道官は記者会見で、「バスには少なくとも25人が乗車しており、その大半が高齢者だった」と明らかにした。
また報道官は犠牲者の身元について、「確認中」とした。死因は明らかにしていない。
CBSは警察筋の話しとして、「業務上過失致死罪も視野に捜査を進めている」と伝えている。
トレーラーの運行会社Day & Rossの代表は声明で、「捜査に全面的に協力し、できる限りの支援とサポートを提供する」と述べている。
トルドー(Justin Trudeau)首相は自身のツイッターアカウントに声明を投稿。犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。
報道によると、双方の運転手は病院で手当てを受けており、命に別条はないとみられる。